それぞれの子どもが個性的！

走り回る。友達と一緒に遊んだり、ときにはケンカをしたりもする。生きることそのものを発見していく。ラーヴェンスブルクにあるマルクス幼稚園の快活でリラックスした雰囲気には訪れる者にもたちまち伝わります。同園が、ひとりひとりの子どもが、長所や短所、特徴などすべてを抱えたまま、ありのままの状態で過ごせる場だからかも知れません。それがこのプロテスタント系幼稚園の基本方針です。 

幼稚園のスタッフは、子どもたちに寄り添い、サポートし、育成していきたいと思っています。その過程で、先生たちは、寛大さ、好奇心、想像力、創造力に重きをおいています。現在ここに通う、2歳から6歳までの66名の児童にとって大切なのは、個人の成長のための自由な空間、新鮮な空気の中での十分な運動、そして健康的な食事です。 

洗浄のためのソリューション

安全への配慮から、昼食やおやつの時間の飲み物に、マルクス幼稚園では、プラスチック製のコップを使用しています。使用したコップの洗浄には長い間頭を悩ませていました。幼稚園に食器洗浄機はありましたが、洗浄中にコップが倒れ、中に水がたまってしまい、洗浄後にこの水を手作業で捨て、また洗い直さなければならなかったのです。「乾燥も不十分であることが多く、常にコップに残った水滴をクロスで拭かなくてはならなかったのです。その時間のかかることと言ったら！」とヴェッシャーさんは語ります。 

ある時、彼女は樹脂製タンブラー洗浄システムのことを知りました。ウィンターハルターのスタッフが園を訪れ、同システムの使用方法を実演してみせたのです。これですぐに納得がいきました。「これまでの洗浄機とは大違いでした！専用のラック内では倒れるようなコップはひとつもなかったのです。オペレーションもとても簡単ですし、洗浄後のコップをクロスで拭かなくても、短時間でそのまま積み重ねることができたのです。まさに完璧です！」 

この背景にはそれなりの理由があります。他のメーカーとは異なり、ウィンターハルターは洗浄システム全体を構築することに重点を置いています。ラック、専用のケミカル、洗浄機の設定、そのすべてが、プラスチック製品の洗浄と乾燥に最適となるよう設計されています。すべての要素が調和されて、初めて最高の解決策となるのですから。樹脂製タンブラーは2分以内に最高レベルの洗浄を受け、高い衛生安全性が保証されることになります。専用ラックのオートロック機構により、コップのサイズを問わず所定の位置にしっかりと固定することができます。また、特別に開発されたリンス剤により、すばやい乾燥が実現できます。これでコップをクロスで拭く必要がなくなるため、クロスに付着した雑菌による汚染の危険性もありません。

 
さらに、樹脂製タンブラー洗浄システムは既に導入しているアンダーカウンタータイプ食器洗浄機ＵＣシリーズに簡単に後付けできる、という説明をヴェッシャーさんが受けて、導入が決定しました。これ以降、マルクス幼稚園ではコップはプロフェッショナルに洗浄されているというわけです。時折、数人の子どもたちが集まって興味深そうに洗浄機の操作を観察していることがあります。